2025.4.19
堀琴音が1打差首位で最終日へ
2019.9.13
<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>
第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)第2日
「記録達成で気が抜けたのかなぁ。残念。30ラウンドは行きたかったけど、仕方がない。残念です。それよりも、最後は何としてもバーディーを決めたかった。通算2オーバーではやばい…」と、予選カットラインも気になる状況だった。
この日は5バーディー、6ボギー、1ダブルボギーという内容。ショットが定まらず、パッティングも決まらない。「通算3オーバーの時、スコアボードで69位タイだったことを知った。まだ、後半組がスタートしていない」。また違った意味の試練だった。「フェアウェイのど真ん中から、グリーンへ乗らないほど、ショットが悪かった。原因がわかっているけど、直し切れない。きのうから打つ瞬間、体が浮いてしまう悪いクセが出ていた。けさの練習でも、頭や背中を押さえてもらって、スイングを安定させるように矯正。最初は良かったけど、徐々に出始めた」と苦しい1日を吐露している。
そんな状態でも、常にすべてが前向き。意気消沈しない強い精神力が支えた。「ボギーを打つと、しょうがないなぁと思っているギャラリーさんがいたでしょう。頑張れと声をかけられた時も私、頑張っているんだけどけどなぁ」と、苦笑しながら本音を語る。せっかくの好スタートも通算1オーバーで第2日を終えた。「第1日のスコアをムダにした。残り2日間は絶対、アンダーパー」と気合を込める。もちろん、自身が1位のオーバーパーなしの連続ラウンドへ再チャレンジするためだ。
(メディア管理部・鈴木 孝之)