2025.4.19
堀琴音が1打差首位で最終日へ
2014.3.6
2014年度LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金 1,800万円)が、いよいよ明日初日を迎える。
5日には那覇市内のホテルでプロアマ大会の前夜祭が盛大に行われ、選手は地元沖縄の子どもたちによる琉球舞踊など熱烈な歓迎を受けた。開幕を翌日に控えた本日(3/6)はプロアマ大会が行われ、ディフェンディングチャンピオンで昨年度賞金女王の森田理香子や、その森田と激しい賞金女王争いを繰り広げた横峯さくららが記者会見を行った。
ディフェンディングチャンピオンとして、そして昨年度の賞金女王として新シーズンを迎える森田理香子。4勝を挙げ、激しいデッドヒートの末に掴んだ賞金女王のタイトル。その実力者をもってしても開幕戦は、やはり緊張するという。「明日からはじまるので、ドキドキしてきました。昨日まではドキドキしていなかったんですけど」。開幕戦を迎える気持ちを問われ、そうはにかんだ。
自分に期待しているかと問われると「あんまりしてないです」。調子は、と問われると「まぁまぁな感じです」。はぐらかすようないつもの森田節で、威勢のいい言葉があまり出てこないのは、逆に地に足がついている証拠か。1年を通して心がけたいことはという問いには「OBを打たないことですね」。賞金女王はいつも通り、自然体で新シーズンに挑む。
プロ11年目のシーズンを迎える横峯さくらは「オフはあっという間ですね。旅行に行ったり、ゆっくりしたり充実した練習も出来ました」と充実したオフを過ごせた様子。これまでは海外ツアーにあまり積極的に出場してこなかったが、「(今年の海外メジャーは)全英リコー女子オープン以外は出るつもりです」と今季は海外メジャー獲りを狙うという。「前までは優勝とか優勝争いは出来ないと思っていましたが、自分自身もレベルアップしたと思うので、挑戦したい気持ちが芽生えてきました」。
ツアーの中ではベテランプレーヤーとなりつつある28歳は、自身の更なる進化に手ごたえを感じている。これまで2位が3回、ベスト10入りは7回と相性のいいこの開幕戦、新たな挑戦に弾みをつけるためにも、最高の結果で開幕ダッシュといきたいところだ。