2025.2.25
新しいヒロイン2025《97期生・平塚 新夢》
2020.8.16
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)最終日
優勝した笹生優花が披露した、異次元のゴルフに驚嘆したのはファンだけではない。かつて、飛ばし屋として名をはせた藤田さいきが、「去年より飛距離が、ちょっと伸びたと思ったら、(同組の)笹生さんに20ヤードぐらい、置いていかれた」という。
しかし、最終日は4連続バーディーを含む、9バーディー、3ボギーの66と久々の猛チャージを披露した。2位タイへ食い込んだにもかかわらず、自身の質問もそこそこに、「あの年齢で、あんなに完成されたゴルフができるなんて…。ショットの威力がすごい」と絶賛した後、「早く、米ツアーへ行った方がいい。スケールの大きいプレーをする。今日は、ギャラリーもしてしまった。飛んで、しかもうまい。女子ツアーじゃないような気がした。タイガー・ウッズとプレーしているかのよう。ボールを止めにいくときはフェード、飛ばすときはドローを打ち分けたことも見事。皆さんにお見せしたかった」と、興奮気味にまくし立てた。
また、15年のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントの予選ラウンド2日間で笹生とプレーしたことがある。当時を「すごく上手なアマチュアがいる。この先どうなるのかなぁと感じた」という。ただし、優勝は10代に譲ったが、トップ5の内で3人が30代。ベテランといっては失礼だが、テクニックに勝る中堅の頑張りも大会を大いに盛り上げた。
(メディア管理部・鈴木 孝之)