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2020.8.30

パッティングの明暗 小祝さくら『3パットが…』

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)最終日

 地元に加え、ホステスという大役。小祝さくらは序盤、1度は首位に立ったが悲願の優勝は成らず、2位に終わった。勝負を分けたのは、パッティングだ。「今回は優勝を目指していた。地元、それから所属するニトリさんの大会だから…。ちょっと悔しいです。3番で3パットをしたことが痛い。勝負の流れが変わったと思う。終盤の16番も3パットでした」と敗因を分析した。

 そして、優勝した笹生優花を祝福。「3年前、ニトリさんのイベントの花火大会で初めてお会いした。一緒に写真を撮影し、ジンギスカンを食べた」という。年齢は下でも、「強い選手だと思います。2試合連続優勝がかかっていても、プレッシャーに負けていない。ショットの精度、パッティングなど差を感じた」と、率直に話している。

 最終日は、2人のマッチレース。名門コースが彩を添え、荒天にもかかわらず、息を飲むようなシーンが数多くみられた。スリリングな攻防。何しろ、3位は3アンダーである。2人が突き抜けてしまった。

 「いいプレーができたと思います。お互い、競っていたからできたのでしょうね。それにしても、笹生さん、パッティングがここという場面ですごく入っていた」と加えている。小祝の31パットに対して、笹生は27パット。2人は初の手合わせだがラウンド中、厳しい気象条件にもかかわらず、楽しそうにプレーをしている。さくらと優花。大会の華となった。

(メディア管理部・中山亜子)

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