2020.9.11
ペヒギョンが67で首位 2位Tに笹生、澁澤など5人
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
2020-21年JLPGAツアー公式戦、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(優勝賞金3,600万円 賞金総額2億円)大会第2日が9月11日、岡山・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(6,640ヤード/パー72)で行われた。この日も大混戦。通算8アンダーとスコアを伸ばしたペヒギョンが首位に立った。2打差の通算6アンダーは笹生優花、澁澤莉絵留、高橋彩華、西村優菜、木村彩子の若手が続く。
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ペヒギョンが急上昇。6バーディー、1ボギーの67をマーク。通算8アンダーとスコアを伸ばした。
10番スタートのこの日、大いに気をよくしたのは、難度が高いパー3の14番。スーパープレーに自信もビックリだったそう。「第1打は6I。オンしたものの、ピンまで10メートルはあった。上りの右に曲がるラインです。だから、とにかくしっかりストロークをすることだけを心がけた。でも、まさか入るなんて…。難しいホールだし、バーディーがとれてとにかくうれしかった」と振り返る。勢いに乗って15番でも連続バーディーを奪った。
パッティングだけではない。好調を支えたのは1Wだ。「スイングのタイミングに注意。ミスをするときは、バックスイングが速くなってしまう。とにかく、ゆっくりと丁寧にスイングをした」という。
前日、フェアウエーキープは予想外の2回。しかし、第2日は9回と精度が格段に違う。当然のように、「フェアウエーから第2打を打てば、バーディーチャンスが多くなります。だから、たくさんバーディーがとれた」とプレーの基本を再確認。
新型コロナウイルス感染症の影響で来日が遅れた。ニトリレディスゴルフトーナメントから、JLPGAツアーへ参戦。「2試合とも、予選落ちです」と苦笑しながら、「体をしっかりと立て直す、いい準備期間だったと思う」と前向きにとらえた。
また、「来日して2週間の隔離もあった。外へ出て運動ができない。体のコンディションがいまひとつだった。しかし、隔離が終わり、試合へ出場しながらトレーニングからやり直し。スクワットなど下半身の強化を重点的に行った。おかげで、とてもいい状態です」とタイコ判を押した。
28日には、28歳の誕生日。ファンから、早々とお守りに加え、メッセージが届いた。北野天満宮の雷除御守は、キャディーバッグへ。メッセージは、『いつも応援しています。日本で長く活躍できることを期待しています』と真心がこもっている。コロナ禍でわかったファンの支えに、清々しい表情だった。
(メディア管理部・中山 亜子)
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