2024.12.19
25年度新理事候補者の役職内定のお知らせ
2020.11.1
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)最終日
2位に5打差をつけてスタートした、勝みなみは悔しい2位。「スコアを伸ばすチャンスはたくさんあった。でも、バーディーパットを打てるようにしていなかったと思います」と敗因を分析した。
後続に付け入るスキを与えたのは、第2日のホールアウト後に漏らしていた4番を攻略できなかったことか。「課題でした。苦手意識があり、第1打のロングアイアンでイメージが出てこない。それでも、パーで乗り切りたかった。ミスでダブルボギー。そういうところがあと少しです」と猛省する。
この日のハイライトいえば、やはりパー5の9番だろう。58度の残り45ヤードの第3打がカップイン。イーグルを決めた。「逆目で難しい。集中した。まさか入るとは。敗れたとはいえ、ゴルフを楽しめている。初めてプレーするコースへ挑戦する気持ちでプレーをしたけど…」と話している。
この1打で負の流れを一掃するかと感じたものの、肝心のバックナインでスコアを伸ばすことができなかった。逆転を許した西村優菜について、「きょうは完敗です。彼女がとてもいいプレーをして、それを見ているだけのようになった」。淡々と話した。ただし、2位は今シーズンの最高成績。「また、頑張ろうと思います」と一度は口にしたが、すぐさま笑顔で、「今年中に優勝します」と訂正。そうでなければならない。
なぜなら、不調を抜け出し、巻き返しを宣言したのは今大会。収穫の秋は4戦残っているからだ。
(メディア管理部・中山 亜子)