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2021.10.23

予感的中の勝みなみ 意外な忘れ物も激白

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

NOBUTA GROUP マスターズGC レディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)第3日

 1番のイーグル奪取は想定外。それでも、勝みなみは、この日のスーパープレーを予言していた。「きょうは、風が強い。耐える一日になる。だから、何とかパーでしのいでいこう。だから、(パー5の)15番でイーグルが獲りたい」と作戦を練っていたそうだ。

 それだけに、スタートホールで6メートルのイーグルパットが決まると仰天。「私はもちろんだけど、知っていたキャディーさんもビックリでした」と、思い出し笑いで会見がスタートした。

 とはいえ、忍耐のラウンドになる-予感も的中。幸運もつかの間、パー3の4番、大ピンチが訪れる。8Iの第1打がグリーン右のガードバンカーへ飛び込んだ。「目玉です。(ボールが)ちょっと見えるぐらい。(第2打は)出たらラッキー。(自信は)まったくなかった」と説明した。その難局も、何とかボギーで抑え、ミスを最小限に食い止める。

 そして、後半。13、14番で連続ボギーを叩く。「13番は風が強い。完ぺきなショットがオーバーして、ちょっとイラついていた。その追い打ちで、14番も…。これではヤバい。気持ちを一新。残りホールへ集中しました」という。

 すぐさま、15、16番の連続バーディーで取り返すあたり、好調の証明である。ただし、意外な忘れ物を激白。3Wの不在を嘆く。「3Wを忘れた。メーカーさんへお願いして、取り寄せようとも考えたけど、これ以上クラブが増えても…。まぁ3打目勝負でいいかぁ-と思っていたけど、試合になればやはり2オンが狙いたくなる。「欲しい時になかった。12番、(第2打の)ライが良かったから残念。5Wでは手前でも、3Wを使えば2オンできたのに…」と苦笑した。

 前週、異例の3ホールプレーオフの決戦。古江に敗れた。あすは最終日、最終組の直接対決である。「楽しんで、私が一番いいプレーをして終わるだけです」とサラリ。肩から力が抜けている。こういう時は強い。

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