2022.3.24
原英莉花『力をください』-再挑戦の決意
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2022 UMKカントリークラブ(宮崎県)
原英莉花は、前週を頚部ねん挫で欠場。万全とは言い難くても、今大会は「優勝を誓ってきた」と力を込めた。祖母が他界してから1年。この日が命日にあたる。
「21日、宮崎へ出発する前、お墓参りへ行ってきました。力をください。そうお願いをして…。今回は力を出し切れると、信じています」と決意を言葉にした。昨年の今大会、別れを告げるために一度、帰京して大会へ臨んだ。弔意を表す意味で、白のウェアを着用し、アクセサリーなどの金属を外し追悼のラウンドへ。しかし、結果は3位タイに終わった。
「大好きな祖母でした。今回は中学の時、プレゼントしてくれたブレスレットをつけてきました」という。気がかりは、故障だが、「寝違えのようです。お医者さんから、試合を休んだ方がいい、と診断されました。ちょっと不安はあるけど、それは調整でカバーします」と説明した。
23日、練習ラウンドは後半9ホールだけにとどめている。前半はアプローチ、パッティングだけで歩いてコースを視察。また、開幕2試合で1Wがいまひとつだったことから、新しいヘッドへスイッチした。「先週末、少し練習をした。調整しなければ、この試合に間に合わないから。無理はしていない。おかげで、今はプレーを含めて、とてもいい状態になっている。今季の2戦は、ひとことでいうと普通。今回は、普通を脱出できるように」と話す。
「1日、1日が勝負。そういう気持ちです」とも。覚悟が決まった正念場である。
関連ニュース & トピックス
- 2024.11.22
- 最新情報②ーJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップー明日へひとこと
- 2024.3.21
- 最新情報②ーアクサレディス宮崎ー明日へひとこと
- 2023.3.23
- 今年こそ亡き祖母にVを捧げたい原英莉花
- 2022.12.21
- 受賞者のコメントーJLPGAアワード
- 2022.12.21
- 2023年JLPGA Brightener について