2015.5.23
ヤマが当たった! 初のV争いに心躍る永峰咲希
『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県) 2日目
首位から5打差をつけられたが、プロ初の優勝争い。ツアー本格参戦1年目の永峰咲希は、この時を待っていた。「楽しみです。いつも通りのゴルフをして精いっぱい頑張りたい」と話す。好調の要因は、アイアンショットの距離感。「タテの距離がピッタリ合っています。パッティングもいい。ただ、ドライバーショットがちょっと不安です。でも、原因はボールが曲がるのを怖がって、打ち急いでいること。さっそく、練習場で調整してきます」と、好調だったこの日を振り返っている。新発見の毎日。今回のテーマは、「しっかり準備を行うこと」だ。
「ここしかない、とピンポジションを想定しながら、練習ラウンドを行いました」という。効果を発揮したのが15番のパー3。バンカーから20ヤードのチップインを見事に決めた。「試験で、ヤマをかけて、そこが出たような気分でした。あれは本当にうれしかったです」。また、苦手のイメージがつきまとっていた5番も、バーディーを奪うことができた。進化は著しい。ただし、変わらないことがひとつある。「毎晩、午後9時30分になると、眠くなることです」とうつむき加減に笑っていた。
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