吉澤柚月が首位浮上　1差2位に藤本、権藤

吉澤柚月＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第20戦『山口周南レディースカップ』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）大会第2日が11月8日、山口県周南市・周南カントリー倶楽部（6,558ヤード/パー72）で行われた。大混戦の展開。吉澤柚月がガマンのプレーで通算3アンダー、首位に浮上した。1打差の通算2アンダー、2位タイは藤本麻子、明治安田ステップ・ランキング1位、権藤可恋が追う。
（天候：晴れ　気温：16.7℃　風速：2.1m/s）

吉澤 柚月（1位：-3）
　「きょうはピンポジションが厳しく、風もあったので、狙うところと守るところのメリハリをつけてプレーしました。攻守のマネジメントを徹底できたので良かったです。集中していたので、気づいたら終わっていたというくらい、あっという間の一日でした。
　単独首位で最終日を迎えるのは初めてですが、やることは一緒。自分のゴルフに集中して、最後までマネジメントに集中してやり切れるようにしたい。あしたが楽しみです」

藤本麻子＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

藤本 麻子（2位タイ：-2）
　「ショットの調子がきのうから安定していない中で、スコアを崩さずどうにか耐えられました。コースはフェアウェイが狭く、グリーンも小さくて難しい。きょうは風が強く吹いて、ピンポジションも厳しかったけど、この位置で終われたので良かったです。
　あしたもしっかり踏ん張っていきたい。前半は耐えて周りについていけたら、後半は面白くなると思う。これだけ混戦なので、みんなにチャンスがある。欲をかかずにやっていけたら－」

池ヶ谷瑠菜＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

池ヶ谷 瑠菜（4位タイ：-1）
　「今年の春から土肥功留美さんにコーチをしていただいています。スイングも全部変えて、取り組んできたことが徐々に自分のものになってきている。最近、それが上手くかみ合ってきて、スコアにもつながってきました。直近2戦で2位、3位と、優勝に手が届くところまできています。きのうも土肥さんからアドバイスをいただいた。それを実践したらショットもパッティングも全体的に良くなり、気持ちよく回れた。景色も変わって見えました。
　首位と2打差ですが、優勝を意識し過ぎると良いことはないので、あすも欲を出さず、1打1打シンプルに自分のプレーだけに集中します」