3日間首位の菅楓華 初Vへ前進

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

JLPGAツアー2025シーズン開幕戦『第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』（賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円）大会第3日が3月8日、沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部（6,610ヤード/パー72）で行われた。第1日から首位を走る菅楓華が、この日69をマーク。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位で最終日を迎える。1打差の通算4アンダー、2位に前年覇者の岩井千怜。通算3アンダー、3位タイに申ジエ、木村彩子、桑木志帆が続いている。

菅 楓華（1位：-5）
「前半は狙ったところにショットが打てて、流れもよくスコアを伸ばせた。後半、3パットのボギーが2回。もう少し伸ばしたかったですね。ショットがすごく安定しています。あすもフェアウェイキープができれば、バーディーチャンスにつけられると思う。今シーズン開幕戦で、第3日までいい状態で来ているので、あすも自信を持ってプレーしたいです」

岩井千怜＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

岩井 千怜（2位：-4）
「天気も良くて回りやすかったですが、難しかった。グリーンは硬くて速く、ピンポジションも傾斜にかかっているホールが多く、上りと横からではパッティングの難度が全く違いました。大会2連覇への意識は全然なく、むしろ忘れているぐらい。優勝したい気持ちはもちろんありますが、気持ちが先走るとアウトポジションに外すと思うので、気持ちを抑えてあすを楽しみたい」

申ジエ＜Photo：Hiromu Sasaki/Getty Images＞

申 ジエ（3位タイ：-3）
「きょうは、組合せが良かったので、最終日のようにいい緊張感で最後までプレーできました。グリーンも硬くなってきています。あすもコンディションがどんどん厳しくなるけど、周りからの応援にこたえるためにも最終日頑張ります。JLPGAツアーの生涯獲得賞金1位に関しては、韓国でも注目されていますが、私が目指している目標ではないです-と答えています」

木村彩子＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

木村 彩子（3位タイ：-3）
「朝からバーディーがたくさん取れたので、楽しい一日になりました。最後に失速したけど、最終日を良い位置で迎えられます。ダイキンオーキッドレディスの最上位は、2022年の8位タイ。今週は感触もいいので、最上位の更新はもちろん優勝争いをしたい。あすは追いかける立場。しっかりバーディーを取って、いい展開にしていきたい」

桑木志帆＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

桑木 志帆（3位タイ：-3）
「前半はやっぱり我慢の展開でした。後半もそこまでいいプレーじゃなかったけど、きょうは気持ちが落ち着いていた。感情的にならずに淡々とプレーできたのがいい結果につながったと思います。あすは、私がいい方向に行くとは限らない。悪い方に行ってしまう可能性もあるコースなので、あまり意識せず自分らしくプレーしたいと思います」