2016.4.30
ツアー初優勝に向け一歩前進!福嶋浩子が首位堅守
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2016年LPGAツアーの第8戦『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000)万円、優勝賞金1,260万円)は30日、静岡県三島市のグランフィールズカントリークラブ(6,562ヤード/パー72)で2日目が行われた。初日単独首位に立った福嶋浩子が通算8アンダーで首位をキープ。2打差の2位には鈴木愛、さらに3位3アンダーにはイボミがつけている。 (天候:晴れ 気温:21.1℃ 風速:4.2m/s)
インタビュールームで開口一番飛び出した言葉が「誰よりも私がびっくりしています」だった。5アンダーの単独首位からスタートした福嶋浩子は5バーディー、2ボギーの69でラウンド。着実にスコアを伸ばし、通算8アンダーで単独首位をキープした。
緊張するかと思われた朝のスタート時も、特に気持ちの変化はなかったという。落ち着いてプレーできたのは今シーズンの第3戦目のTポイントレディスゴルフトーナメントでの経験が生きた。この時も初日を首位タイでプレーしながら、2日目は3オーバーを叩き、最終的には34位タイまで後退して大会を終えている。「そんなに簡単にはいかないと思っていましたし、Tポイントの時の経験もあったので体に力も入るだろうと予想していました」。そうは言うもののこの日はバーディーが先行する展開で、気持ち的にも楽にプレーできたに違いない。
福嶋がこの日掲げていたテーマが“ストレスフリーのパーパットを打つ”ということ。1打1打を集中して丁寧にプレーしたことが、単独首位を守る結果につながったと言える。体力や筋力と同じようにメンタルも疲労するということは、すでに研究で証明されていること。これまで3日続けて良いプレーをすることができないことが課題だと話していた福嶋だが、体力的にもメンタル的にも余力を持って最終日を迎えることになる。
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