2020.6.29
輝いた田中瑞希は3位タイ
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アース・モンダミンカップ カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)最終日
18番のパーパットを沈めると、3位タイに終わった田中瑞希は安どよりも、悔しさがにじむ。「18番、イーグル狙いで攻めました」。徹底した強気のスタイルを貫いた。
前半をイーブンパーでしのいだ。勝負のバック9。しかし、11、16番でボギーを叩いた。最後まで優勝をあきらめず、「落ち込んでいる場合ではない」と自身へ奮起を促す。その証が17番のバーディー奪取だった。
かつて経験したことのない重圧が、この日は21歳の新鋭にのしかかったのか。それでも、1打差の大健闘は、全国のファンへ素晴らしい印象をアピールできたに違いない。「しんどかったです。きょうも、第3日と変わらずプレーできたけど、大事なところでティーショットを曲げ、3パットが…。良い流れに乗れなかった」と敗因を語った。
前日、予期せぬ水入りで、レンタカーの延長などに奔走。その後、「練習場へ行ってから、ホテルで休養した」という。これまた、貴重な経験である。振り返れば、初Vまであとひと押しがたりなかった。「今回、ダメだったところを修正したい」と意欲満々だ。最終プロテスト合格まで遠回りをしたが、今季の初賞金、1,560万円を獲得。黄金世代が今大会を大いに盛り上げた。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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