成田、下川など8人が首位スタート

成田美寿々＜Photo：Kenta Harada/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第17戦『サロンパスレディスオープン』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が10月18日、佐賀県武雄市・若木ゴルフ倶楽部（6,287ヤード/パー72）で開幕。絶好のコンディションに恵まれ、各選手が素晴らしいパフォーマンスを披露した。首位4アンダーで下川めぐみ、サイペイイン、森井あやめ、藤井美羽、種子田香夏、成田美寿々、アマチュア・廣吉優梨菜、吉﨑マーナと計8人が好スタート。大混戦となった。
（天候：晴れ時々曇り　気温：28.9℃　風速：3.4m/s）

成田 美寿々（1位タイ：-4）
　「きょうは、第1打が安定。精度を求め、1Wのヘッドとシャフトを以前使っていたものに戻したことが奏功です。14番のイーグルは、残り64ヤードをチップイン。前日、重点的に練習をした距離だから早速、成果が出てうれしい限りです。あす以降も、1Wを思い切って、怖がらずにクラブを振りぬく。意識します」

下川めぐみ＜Photo：Kenta Harada/Getty Images＞

下川 めぐみ（1位タイ：-4）
　「今、左ひじを痛めていて、万全の状態とはいえない。痛み止めを飲んでのプレーですから…。ただ、痛みがなくなってから、なぜかバーディーがストップした。ゴルフって面白いですね。今回は10年前、JLPGAツアーで出場した際、大叩きしてしまったイヤな思い出が残るコース。あの時より、飛距離が伸びている。違いは、コースの見え方でしょう。また、経験値も相まって、成長を感じている。あすは、取り組んでいるスイングを100パーセント発揮できるようにしたい」

サイペイイン＜Photo：Kenta Harada/Getty Images＞

サイ ペイイン（1位タイ：-4）
　「途中、風が吹くホール、そうでないホールが混じり、ジャッジが難しい。でも、うまく対応できたと思う。前週、台湾ツアーに出場。ヨーロッパの選手がたくさん出場していて、得るものはもちろん、刺激を受けたのが良かったと思います。ただ、あすは天気が不安定の予報。ピン位置で、難度がまったく違います。集中力を切らさないことが、スコアのポイントでしょう」

種子田香夏＜Photo：Kenta Harada/Getty Images＞

種子田 香夏（1位タイ：-4）
　「ショット、パッティングともにかみ合って、とてもいい一日です。今大会前、アドレス、パッティングでハンドファーストになりすぎていた部分を修正したことが良かったのでしょう。でも、理想とする形までは、まだまだです。シーズンは残りわずか。いいスタートを切ったのだから、優勝したい気持ちが強いです。それには冷静さを保ちながら、ガンガン攻めるプレーをしなければいけません」